自修学校発祥

自修学校発祥の地

 当山21世龍跳大和尚は、若いころから郷土の生年に薫陶を企図され、明治40年自修学会と称し、本堂において宗教に徹する傍ら救導されました。 明治43年、自修学校を創設し、校名の示す如く大井龍跳先生は人倫道徳に情熱を傾注され、学園の発展を終生の地業とされました。

 開校以来、明治・大正・昭和の地合いに亘り、向学心に燃える若人が質実剛健の学風に培われたゆかりの地です。 昭和16年校名を自修から湘北と改め、湘北中学校・湘北高等学校となり、現在、伊勢原市に自修館中学校・向上高等学校となります。 創立70周年(昭和56年2月)を記念して、本堂西側に母校発祥の地を後世に伝うべく碑を建てた。